さて、今回はカメラで撮影するときの注意点をまとめてみたいと思います。
どちらかというと後工程に編集が入る場合の注意点になります。
とはいえライブ配信時にも通じるところはありますので参考にしてみてください。
■カメラは撮影中に動かさない
カメラがぶれているビデオは見ている人に落ち着かない印象を与えがちです。
三脚が使えるときは使いましょう。
スマホなどでの撮影では、両手でしっかり持ち脇を締めてなるべくカメラがぶれないようにすることが大切です
また、パン(カメラを左右方向に回して撮影)やズームについては1カットに1回にとどめ、複数の動き(パンのし直し、ズームのし直し)はしないようにしましょう
■複数のカットを撮影する
同じ被写体の撮影でも、最低でも「より」と「ひき」の2カットは撮影しましょう。
可能であれば、よりたくさんの構図で撮影しましょう
「より」の映像ばかりだと状況が伝わりません。
逆に「ひき」の映像ばかりだと何を伝えたいのかがわかりにくくなります。
いろいろな距離で撮影しておくことで、「いつ」「どこで」「誰が」「何をしてる」といったことを映像で伝えやすくなります。
■長めにカメラを回す
5秒くらいで良いと思って撮影しても、編集してみると1~2秒しか使えない、といったことはよくあります。
最低でも1カットにつき8~10秒はカメラを回しましょう
また、パン・ズームをする際は動きの前後にカメラを動かさずに8~10秒撮影しておくと後の編集で使いやすいです。
以上が基本的なことで、あとは
・背景に気を配る
・撮影する対象(人物であれば目線)にカメラの高さを合わせる
等々、
あげればきりがなくなってきますが、ひとまず上記の3つを守ってもらえれば、より良いビデオができるかと思います。